【アップル引越センター】名前順に意味はあるのか
こんな引越業者を見つけました。
こちらで目立つのは、ロゴでありマスコットキャラでもある彼でしょう。
しかし、印象的なのはそこだけではありません。
ユニフォームをご覧いただけるでしょうか。
http://www.baitoru.com/kanto/jlist/chiba/chibashiigai/funabashishi/job30272024/
既視感ありまくり……。
こ、これは良いのでしょうか。
書体がちがうし、「アップル引越センター」と
素直に書けば良いのにわざわざ「apple」にしてるし。
まあ、まあ、いいです。
こんな話を聞いたことはありませんか。
かつて、引っ越し業者の探し方は
電話帳が主流でした。
そして、
「業者で大したサービスのちがいもないだろう」
「適当に名前順で見つけたもので良いだろう」
という選び方があったようです。
つまり、名前順で早く見つかるように
「あ」が付く会社名にしたと。
アリさん、アート、アークなどなど
まあ、よく考えればなんてことない話ですが
このアップル引越センターも同じ感じかもしれませんね。
(個人的な憶測にすぎませんが……)
タレントの好感度調査も
新垣結衣、綾瀬はるか、天海祐希などなど
「あ」の付く人が上位に並ぶということもあったり。
このネット社会において、名前順であることに大した意味はないでしょう。
やはりサービスや広告などを頑張って
ブランドイメージを確立させる必要があるわけですな。
【ビットフライヤー】わからないものは怪しいゾ
ビットコイン、どすか?
ちまたでは、
やれ「未来の通貨」とか
やれ「崩壊は目前」とか言われてますね。
2017年10月時点では、先日の騒動が記憶にあるので
「まだちょっと安心できない」
という心理が一般的かつリアルなのではないでしょうか。
コンセプトや思想はとても現代的でスマートですし、
基本的には共感・応援しております。
経済的なニュースや世界的企業の活用など
何かもう一つきっかけがあれば
良い感じで伸びるんじゃないかなあ。
さてさて、そんなビットコイン。
bitFlyerという会社がCMを打ち出してきました。
さぞ、価値あるクリエイティブを見せてくれるだろうと
勝手に期待していたのですが……。
以下、書き起こし。
ビットコインはビットフライヤー!
みなさん!ビットコイン、知ってますか?
このビットコイン!
いま世界中の国で広がっている
新しい通貨なんです。
え?これまでの通貨と何が違うって?
一言で言うのはとても難しいのですが…
簡単に言うと、
新しいお金の発明、かもしれません。
ね?ダヴィンチさん!
世界を変えるコイン。
ビットコインは、ビットフライヤー!
何じゃそりゃ。
「え?これまでの通貨と何が違うって?」
一般の人は、ここがいちばん気になるんですよ。
そこが知りたいのに
「新しいお金の発明」
なんて抽象的なことを言ってる。
しかもですよ、
「かもしれません。」
なんて、断定表現を避けてますよね。
これはもう、なんかちょっとズルい。
しかもしかもですよ、
「新しいお金の発明」の前に
「新しい通貨なんです」て言ってるわけだから
同じこと繰り返してるだけじゃないですか。
しかもしかもしかもですよ、
ダヴィンチ?
て感じですよ。
ダヴィンチといえば、モナリザとか万能の天才てイメージで
通貨とかお金とかっていうのは直結しませんよね。
たしかに発明家という側面もあったのは認めますが、
一般大衆が持つダヴィンチから連想するには
少し遠いのが事実。
「はて、ダヴィンチ?」と謎が深まるばかり。
ただでさえ、一部の人は
「ビットコインは危ない」と騒がれているのに
結局なんのアンサーも得られず、
よくわかんないものにマイナスイメージがつきまとうだけです。
もっとわかりやすく、実生活にどういうメリットがあるのか
アピールしても良かったはず。
結局、このCMではビットコインが何がなんだかよくわかりません。
変に濁されて終わりなら、もっと別のメッセージの方が良かったなあ。
ううむ。30秒でやるにはそもそもムリがあったのか……。
こんな批評を吹っ飛ばすぐらい、
ビットコインがヒットしてくれることを願います。
【KIRIN】石田ゆり子最強説
電車の扉に貼ってある、小さな広告スペースありますよね。
私は扉付近に立って外を見るのが好きなので
よく見かけます。
でも、逆に言うと扉付近に立っていないと
あんまり見えません。
そこでこんな広告を見つけました。
わかりますかね。
あんな小さいスペースに
こんなびっちり文字があるんですよ。
もう狂気の沙汰としか思えない。
扉付近に立っていても
何が何だかよくわからんでしょう。
視認性も商品特性もどういったメリットがあるのかも
ぶっちゃけ読み取れません。
ユーザー目線になっていない広告の典型ですな。
制作会社がこんなん提案したのなら、無能中の無能。
だからおそらくですけどね、
モノをちゃんと考えない代理店orクライアントが
「あれもいれてこれもいれて」と
わがまま言ったんでしょう。
それぐらい、ちょっと目に余る広告です。
……と前置きはこれぐらいにしまして、本題はこちらです。
上記の良くない例を踏まえて、こちらをご覧ください。
最高すぎる。
企業&商品ロゴ < 商品名 < 商品画像 < キャッチコピー < 石田ゆり子
というサイズ感の順番。
つまり、企業や商品の名前よりも
キャッチコピーよりも
何より石田ゆり子の表情を見てくださいよ
というクリエイティブ。最高。
石田ゆり子の微笑みから自然と連想されるのは、
すべてを忘れて甘えたくなる
悪魔的な包容力。
商品の世界観を伝えるキャッチコピーでありながら、
彼女からの癒やしのメッセージとも解釈したくなります。
最高。
なんかもう、ほんとにありがとうございます。
【買取エージェント】もろパクリは、潔い戦略の表れかも
テレアサグッズの絶対に負けられない戦いが、そこにはある一覧|テレビ朝日の公式テレビショッピング総合通販ロッピング
サッカーの試合でよく見るキャッチコピー
「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」
これは2001年からテレビ朝日が使ってるもので、
(電通コピーライターかな……?)
今ではかなり知られているのではないでしょうか。
そして、たまたま渋谷で見つけたのがこちら。
もろパクリじゃないですか!
普段は批判しまくるところですが、
これを使っているのは買取エージェントという会社。
正確には、株式会社トップガイという会社が運営する
買取専門サイトという感じですかね。
それなら、まあいっかというというのが本音。
「パクリかなんか知らないけど、高く売れりゃいいんだよ」
「パクリかなんか知らないけど、良い商品買い取れりゃいいんだよ」
みたいな、商品の思い出とか価値とか流通業界とか
そういう細かいこと気にしないでいいじゃん。
というメッセージが感じ取れます。
(もちろん、個人的な感想)
ある意味で意図的な戦略でしょうから、
これはこれでブランディングとしてアリなのかもしれませんね。
【三菱東京UFJ銀行】クリエイティブは、早い者勝ちか、広めた人勝ちか
まずは、こちらの動画をご覧ください。
バンクイック「パースペクティブ」篇(30秒)
そして、こちらの動画もご覧いただけるでしょうか。
(全部は長いので、必要な部分から始めております。)
サカナクション - アルクアラウンド(MUSIC VIDEO)
さらに、もう一つ。
(こちらは、スタートの30秒だけでOKです)
Vjsuave broadcast @ Techne - Japan public network
やってることは、みんな同じですねー。
UFJの方は
「カードローンはいろんな角度から考えて選びたい。」そのようなお客さまの声にも耳を傾ける阿部寛さん。部屋の中には赤いペンキがそこかしこに塗られていますが、阿部さんが歩いてきて視点が移動していくと、徐々に隠れていた文字が浮かび上がってきます。色々な角度から検討することの大切さを伝える阿部さんです。
と、あります。
まあ、そういうメッセージならわかりますが
クリエイティブとしては少し物足りません。
というか、僕から言わせれば目新しさがなく
ぶっちゃけ「パクリ」と言われても
仕方ないレベルです。
しかし、残念ながら
広告というか
アートというか
クリエイティブというか
表現の世界で「パクリ疑惑」は
どこにでもあるのが事実。
大人がお手本。
— 広告コピーの名言 (@copy_meigen) 2014年1月28日
(小学館「小学一年生」)
C:中川紗佑里、八木澤純
※朝日広告賞 一般公募の部 pic.twitter.com/SEzmaeS9eO
これも
http://blog.nagano-ken.jp/nagachi/nagachi/36.html
これも同じですよね。
広告業界というか、プロフェッショナルな仕事にこだわる人は
情報収集力も秀でています。
そこで、「これいいな!」と思うものを
インプットしているわけですが
利用してしまう人もいるんですね。
僕個人としては、アイデアを最初に考えた人がいちばん偉いです。
でも、広めた人も勝ちと考えられます。
この2つはなかなか難しい……。
すでにあったものを大衆(認知)化させたという意味で
それはそれですごい。
しかし、クリエイティブという物差しで見ると、
やるべきことがわかるはずです。
【和光大学】ひとりだけかよー!
【ラポールユナイテッド】SHOKUMIれない
職場を紹介する「SHOKUMIRU」というサイトを発見した。
LIGやらサイバーエージェントやらウォンテッドリーやら
ネット界隈で人気の企業がぞろぞろ。
なかなか、おもろそうですね。
「訪問実績一覧」はこちらからです。
訪問実績一覧 | ハマる 『職』 メディア SHOKUMIRU (ショクミル)
ほえー、いろんな会社行ってるんだなあ。
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せっかく良いサービスを展開しているのに、
肝心の職場が見れないという。
致命的欠陥ではないですかコレ。
有料会員とかのみ?
謎すぎる……。