広告は嘘か魔法かエンタメか
『ユニバーサル広告社』というドラマで、
こんな表現がありました。
“広告は、魔法だ”
どんなものも、輝かせることができる。
たしかに。
“広告なんて、上げ底みたいもんだろ”
さも、すごいもののように見せかけるばかり。
たしかに。
そこで、主人公のコピーライターはこんなことを言います。
“広告は、小さな光を輝きに変えるものだ”
と。
“自分自身が光ることを諦めた人を、輝かせることはできない”と
たしかに。
(すみません、うろ覚えなので正確なセリフじゃありません)
まあそんなこんな、いろいろ広告っぽいセリフがあるのですが
みなさんはどうですかね。
あなたにとって、広告とは……?
私は「エンターテインメント」だと考えています。
楽しいものを楽しく表現できればカンタンですが、
シリアスなものを正しく伝えないといけない時もありますよね。
わかってます、わかってます。
でも、ありとあらゆる課題と解決の間に
心を動かす仕掛けだったりアイデアだったり
いわゆるクリエイティブがあると思うんです。
そういう意味で、エンターテインメント。
はい、特に大した持論もないので
ここは追求してもらわなくてOKでございます。
重要なのはここから。
誤解を招く表現は、規制の対象になる
ということ。
企業だと粉飾決済とかあるじゃないですか。
「さもお金を儲けて良い感じに見せて、
投資家からたくさんのお金を集めるのは」ダメみたいな。
似たようなことで、広告表現では
「すごすぎる」ことをしちゃいけないんですね。
洗剤とかマウスウォッシュとかによくある
「あえてちょっと汚れを残す」とかもそう。
そこで、新しくこんなルールができたそうです。
「ビフォー・アフター」原則禁止に=美容医療トラブルで広告規制―厚労省方針
こんな投稿もありましたね。
怖い話します
— タカイエ@大⑨州一般 (@yamatyu03) 2016年6月3日
高校の同級生で半年見ない間に目に見えて太った人に会いました
「めっちゃ太ったな!!」
って遠慮なく行ったら
「ダイエットのモニターでさ、お金もらって太ってるねん…20万円
それで太る過程を逆回しして◯ヶ月でこんなに痩せる!!って宣伝するんやで、ヤバいやろ」
これが真実かどうかは確認しようもないのですが、
可能性として「こういうこともありえるので
やめましょうね」という通達ですね。
個人的に、規制規制ばっかりだと良いものができないと思いますが
人を惑わせないためのルールは必要かなと。
なぜなら広告は、エンターテインメントだから(きらーん)。