広告品評

広告を勝手に品評します。

広告は嘘か魔法かエンタメか

『ユニバーサル広告社』というドラマで、
こんな表現がありました。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

“広告は、魔法だ”

どんなものも、輝かせることができる。
たしかに。

 

“広告なんて、上げ底みたいもんだろ”

さも、すごいもののように見せかけるばかり。
たしかに。

 

そこで、主人公のコピーライターはこんなことを言います。

“広告は、小さな光を輝きに変えるものだ”
と。

 

“自分自身が光ることを諦めた人を、輝かせることはできない”と

たしかに。

(すみません、うろ覚えなので正確なセリフじゃありません)

 

まあそんなこんな、いろいろ広告っぽいセリフがあるのですが
みなさんはどうですかね。

あなたにとって、広告とは……?

 

私は「エンターテインメント」だと考えています。
楽しいものを楽しく表現できればカンタンですが、
シリアスなものを正しく伝えないといけない時もありますよね。
わかってます、わかってます。
でも、ありとあらゆる課題と解決の間に
心を動かす仕掛けだったりアイデアだったり
いわゆるクリエイティブがあると思うんです。

 

そういう意味で、エンターテインメント。
はい、特に大した持論もないので
ここは追求してもらわなくてOKでございます。

 

重要なのはここから。

 

誤解を招く表現は、規制の対象になる
ということ。

企業だと粉飾決済とかあるじゃないですか。
「さもお金を儲けて良い感じに見せて、
投資家からたくさんのお金を集めるのは」ダメみたいな。

似たようなことで、広告表現では
「すごすぎる」ことをしちゃいけないんですね。

洗剤とかマウスウォッシュとかによくある
「あえてちょっと汚れを残す」とかもそう。

 

そこで、新しくこんなルールができたそうです。
「ビフォー・アフター」原則禁止に=美容医療トラブルで広告規制―厚労省方針

headlines.yahoo.co.jp

 

こんな投稿もありましたね。

 

 

これが真実かどうかは確認しようもないのですが、
可能性として「こういうこともありえるので
やめましょうね」という通達ですね。

 

個人的に、規制規制ばっかりだと良いものができないと思いますが
人を惑わせないためのルールは必要かなと。

 

なぜなら広告は、エンターテインメントだから(きらーん)。