広告品評

広告を勝手に品評します。

【KIRIN】石田ゆり子最強説

電車の扉に貼ってある、小さな広告スペースありますよね。

 

http://kyoei-online.net/wp-content/uploads/2015/10/seibushinjuku_doorsticker-1024x767.jpg

ららら♪交通広告 キョウエイオンライン|関東ブロック

 

私は扉付近に立って外を見るのが好きなので
よく見かけます。

でも、逆に言うと扉付近に立っていないと
あんまり見えません。

 

そこでこんな広告を見つけました。

 

http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fle-cure%2fcabinet%2fdiet_supple%2fbpd-004-sum1.jpg%3f_ex%3d300x300&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fle-cure%2fcabinet%2fdiet_supple%2fbpd-004-sum1.jpg%3f_ex%3d80x80

 

わかりますかね。

あんな小さいスペースに
こんなびっちり文字があるんですよ。
もう狂気の沙汰としか思えない。

 

扉付近に立っていても
何が何だかよくわからんでしょう。

視認性も商品特性もどういったメリットがあるのかも
ぶっちゃけ読み取れません。

 

ユーザー目線になっていない広告の典型ですな。
制作会社がこんなん提案したのなら、無能中の無能。
だからおそらくですけどね、
モノをちゃんと考えない代理店orクライアントが
「あれもいれてこれもいれて」と
わがまま言ったんでしょう。

 

それぐらい、ちょっと目に余る広告です。

 

 

……と前置きはこれぐらいにしまして、本題はこちらです。

上記の良くない例を踏まえて、こちらをご覧ください。

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最高すぎる。

企業&商品ロゴ < 商品名 < 商品画像 < キャッチコピー < 石田ゆり子

というサイズ感の順番。

 

つまり、企業や商品の名前よりも
キャッチコピーよりも
何より石田ゆり子の表情を見てくださいよ
というクリエイティブ。最高。

 

石田ゆり子の微笑みから自然と連想されるのは、
すべてを忘れて甘えたくなる
悪魔的な包容力。

 

商品の世界観を伝えるキャッチコピーでありながら、
彼女からの癒やしのメッセージとも解釈したくなります。

 

最高。

なんかもう、ほんとにありがとうございます。